梅雨の季節のカビ対策
先日、沖縄・奄美が梅雨入りしたとのニュースを見ました。
関西では五月晴れの日が続いていますが、間も無くじめじめとした梅雨の季節がやってきます。
今日は梅雨の季節を快適に過ごすための、暮らしの豆知識について書きたいと思います。
梅雨の季節は湿気が高いため、窓ガラスに結露が発生することが多く、拭き掃除が大変だと感じる方も多いと思います。
以外と気づかれないのが、押入れやクローゼット内部の結露です。
気づいたら衣類や布団がカビくさくなっていて、びっくりされたことがある方もいらっしゃると思います。
押入れは外壁に接していることが多いため、室内の気温よりも冷たいために夏場でも結露が生じてしまう場合があります。
さらに人間は自覚している以上の汗をかいています。
脱いだばかりの衣類は多くの水分を含んだ状態で、それをそのまま狭い押入れやクローゼットの中に収納すれば、中の湿度が高くなってしまいます。
一度カビが発生すると、除去は大変なので未然に防ぐことが大切です。
カビが発生する原因のひとつは湿気です。
カビなどの菌類は湿気を好むものが多く、そして通気が悪ければ胞子が分散されずに繁殖しやすくなってしまいます。
さらに直射日光が少ないと、紫外線による殺菌ができずに繁殖しやすい状況になります。
また、人間の汗や垢などはカビにとっては栄養になってしまいます。
具体的なカビ対策としては、風通しをよくして、湿度をさげることがポイントです。
湿度を上げない工夫として「すのこ」を敷いて、通気を確保するのも有効です。
また、収納する布団は天日で干して十分乾燥させたり、衣服はしばらくハンガーにつるしておいてから収納すると良いです。
雨が続いて湿気が多い日などには、押入れやクローゼットに吸湿剤を置くのも良いかと思います。
市販されているものもありますが、新聞紙を敷くだけでも効果があるようです。
※新聞紙が湿気てきたら、こまめに取り換えましょう。
ちなみに、お風呂(脱衣場)には、いま大人気の「珪藻土でできたバスマット」がオススメです。
吸水力がばつぐんで、洗濯の必要もなく、菌が繁殖したり、カビが生えることもありません。
少しお値段は高めですが、一度使うと元の布製マットには戻れないほどに快適です。
雨の日は扉を開けると却って湿度があがってしまうので避けた方が良いのですが、何日も雨の日が続く場合は、除湿機やエアコンで部屋を除湿したうえで、扇風機を利用してお部屋全体に空気を循環するようにしましょう。
リファイン生駒では、窓の結露やお部屋の結露、カビ対策のアドバイスも行っております。
ちょっとした工夫で、梅雨を快適に過ごしましょう!
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