戸建て住宅のリフォームを検討する際に知っておきたいのが、床面積を増やして建て増しする「増築」と、既存部分に手を加える「改築」の2つの方法です。
現在の家屋の状態や生活スタイルや予算などを踏まえ、増築と改築いずれの方向性ですすめるかを検討の初期段階で決めておきましょう。
まずは目的を明確に
リフォームを計画する前に、リフォームの目的を明確にしておくとその後の計画が円滑に進みます。リフォームのきっかけは、「家族が増えて手狭になった」「ライフスタイルが変化した」「内外装や設備が老朽化した」「気分を一新したい」などさまざまな理由があります。
まずはこうしたリフォームの目的を明確にし、現在の住まいの不満点や要望などをリストアップしてみましょう。
優先順位を決めよう
目的が明確になったら、「どこを優先してリフォームするか」を決定します。
このとき、目先の問題点を解決することだけでなく、10年ほど先を見据えて検討するようにしましょう。予算が足りない場合は工事を2、3回に分けて行うこともあります。
予算と見積もり
リフォームの費用は、工事の規模や敷地の広さ、住宅の大きさによって決まります。ただし、いざ工事が始まると、目に見えなかったいろいろな個所で老朽化が見つかることも多く、追加工事が発生しがちです。
これを見越して、見積もり段階では予算の80%程度の金額となるよう余裕を持っておく方が無難です。また着工後の追加変更は予算オーバーの元ですので、追加工事のないようなリフォーム計画を心がけましょう。
リフォームの時期の目安
木造住宅の耐用年数は25年、鉄筋コンクリート造は35年と言われており、これがそのまま建て替えの目安となりますが、新築後から毎年セルフチェックをし、自分で修理できる箇所は手入れしておきましょう。
また築10年目を目安に、専門家による診断を受けることをおすすめします。この時、同時に増築や設備機器の交換することができれば工事の無駄が省け、予算も節約できます。
既存部分とリフォーム部分とのバランス
「既存部分とリフォーム部分とのバランス」にも配慮が必要です。リフォームが原因で日当たりが悪くなったり、動線が乱れたりしてしまっては本末転倒ですので、こうしたことがないようなリフォーム計画にしましょう。
いかがだったでしょうか。
リフォームをするときには「計画」が大切です。
納得のいくリフォームにするためにも、上記のポイントを今一度よく確認して、下調べをしておくと良いと思います。
戸建て住宅の「増築・改築」のことでしたら、お気軽にご相談ください。
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