独立したキッチンで疎外感を感じていらっしゃった奥様。
子供が小さいうちは子供の友達が遊びに来てよかったけれど、子供が大きくなって家を出ていくころにはますます疎外感が強くなってきたとのこと。
北側にあるキッチンは寒く暗いことが難点でした。

暖かく、広々とした空間をもたらすために、大幅に間取りを変更。
あこがれの対面キッチンを実現し、光や風を感じながら楽しく料理ができるように。ご主人と空間を共有することで、疎外感ではなく安心感をもたらす空間に。
ともに歩んできたご夫婦だからこそ、同じ空間を共有してこれからの楽しい時間を過ごされることでしょう。
風呂や洗面、トイレの位置を変えて、スペースに余裕を持つことで気持ちにも余裕が。
老後の事も考えて、車いすでも入れる空間になっています。外部に設置したウッドデッキは、リビングから直接出ることができ、外と内をつなぐ役割をしています。星を眺めたりできる癒しの空間。

空間の余裕から心の余裕が生まれ、さらには空間を共有することでこれから更に重ねられていく時間は、素敵な軌跡となることでしょう。